3月21日
「外国人体格検査記録」を取得する
代々木にある日中友好医院で中国滞在のための健康診断を受けた。上海以外の地域は腹部の超音波検査を受けなければならない。まだこの時どこの地域に派遣されるかわからなかったため、念のため超音波検査を受けた。学校の健康診断とさほど変わったものではなく、心電図、採血、視力・聴力検査などが行われた。来院者はほとんどがビジネスマンでしかもおじさんばかり。私1人だけ浮いていたかもしれない。でも受付の美しいお姉さんが丁寧に対応してくれるので何も問題なく終了した。 1週間後に書類が用意でき、郵送か再来院で受け取ることができる。予防接種も受けたかったので来院受取にした。費用は¥32,400と少しかさむ。

3月28日
書類受取&予防接種
健康診断の証明書はX線レントゲン写真もあるためかなりかさばる。日中友好協会に提出する書類はレントゲンなしでよかったが、中国に到着後の手続きで必要になるため大切に保管する必要がある。

中国大陸への長期滞在で推奨されている予防接種は何種類かあるが、今回は破傷風とA型肝炎を接種することにした。A型肝炎は飲食を介して感染するらしいので受けたほうがよいだろう。中国だけでなくアジア全体で推薦されているので損はなさそうだ。ただ、破傷風は1回で済むが、A型肝炎は3回打たないと長期的な効果が得られない。費用は1種類1回¥8,400。

5月8日
2回目の予防接種を受ける
A型肝炎2回目の予防接種は1回目から約2週間あける必要がある。 3回目の接種は半年後~1年の間に受けなければならない。1年間日本に帰らないつもりなので、3回目は中国で受けることになる。この日に注射してくれたドクターは注射が下手だったのかわからないが、痣ができてしまった。

7月下旬
日中友好協会から研修日程の通知が来る
今年は8月10日に行われた。私は都合が悪く出席できなかったが、後日音声ファイルが送られてくる。

8月1日
派遣先が決定する
大学からの証明書やビザ関連の書類が届く。私の行先は上海に決定した。ここからビザの申請やチケットの購入が始まる。日中平和観光がビザ申請、海外保険加入、飛行機チケットの購入を代行してくれるが、私はビザの申請だけを委託した。ビザ申請は通常¥3,000+税だが、委託手数料が追加されたため、¥8000+税だった。


8月10日
研修会が行われる 
留学にあたっての流れや注意点などの説明、OB・OGの方々からのお話を聞いた。

8月21日
中国大使館教育処で壮行会が行われる
全国から奨学金生108名のうち50人余りが参加した。年の近い人が多かったが、中にはちらほら見た目が30代以上の方々もいた。文部科学省や中国大使館やらの偉い方々のお話を1時間ほど聞いた。中国に留学している外国人約37万人のうち4%が日本人、うち700人程度が奨学金生らしい。中国の人口は13億人ほどにもかかわらず外国人留学生はまだまだ少ないと感じた。それに中国へ留学する日本人は少ないのに、中国から日本へ留学してくる学生はかなり多い。残りの1時間は奨学金生同士の交流が行われた。今年は上海の大学を希望した学生が多いようだ。とはいえ、首都北京を希望した学生も多い。皆それぞれ様々な目的を持って中国へ行くため、彼らとの交流はとても価値のある時間だった。
 
8月下旬
荷物の準備をする
服やら生活用品を買い集めた。だいだい中国で手に入るものが多いが、やはり日本製品は使い慣れているし安心なので化粧品や洗面用具、生理用品などは持っていこうと思う。上海は物価が中国で一番高いため、上海人の友人は服は日本で買ったほうが安いかもしれないといっていた。(特にユニクロなどの日本ブランド)
ほかにも持っている余分なクレジットカードの解約や携帯電話の手続きなどを行った。
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