これから上海へ留学する方が一番心配しているのが恐らく大気汚染かと思います。北京など中国北方地域では1メートル先も見えないなんて日もあるそうです。日本でも頻繁にニュースが流れていますよね。でも上海の空気は一体どうなっているのか。きれいなのか、きたないのか。こういったニュースは日本であまり報道されていないだろうと思います。

はい、ずばり言いますと、上海の空気は汚染されています。

これは上海に初めて行ったときから感じていました。風邪でもないのに、何故かのどの調子が悪いのです。鼻水もたまに黒ずんでいます。日本では経験もしなかった異常事態です。これは大気汚染の何物でもないでしょう。

ある日北京で史上最悪の大気汚染と報道された時がありました。実は上海の空気も相当ひどいものでした。その日、学校のグラウンド横を通ったとき、グラウンド上空がかすんで見えました。上海は湿気が多いので、霧が出たのだろうかと思っていました。しかし部屋に戻ってテレビをつけると、今日の大気汚染は史上最悪というニュースが流れていて初めてあの霧のようなかすみはPM2.5だとわかったのです。

ちなみに、私や日本人学生、韓国人学生は割と汚染度が高い日はマスクを着用していることが多いのですが、中国人でマスクをかける人はほとんどいません。たまにマスクをしている人を見かけますが、それは防寒のためにしているという人が大半だそうです。私の中国語の先生もマスクをしません。彼女は「慣れかな。空気が汚いなんて、全然わからないよ」と言っていました。

ですが、将来のことを考えると、こんな空気を毎日吸い続けたらきっと肺がんになる確率が高くなると思うので、マスクはしたほうがいいでしょう。観光スポットに来ている外国人観光客は防塵マスクをしている人が結構多いです。とてもかっこ悪いマスクではありますが、健康が第一ですね。