HSK6級はHSKの最高級だから難しそうなイメージをお持ちですか?でも、実は全くそんなことはありません。HSK6級のレベルは中国人のネイティヴレベルからしたら本当に簡単です。ではHSK6級はどの程度のレベルなのでしょうか?
ずばり、外国人が日常の範囲で中国人とコミュニケーションがスムーズに取れるレベルです。

そのため悪く言えば、HSK6級を持っているからと言ってそれで中国語の勉強が終わったということではないのです。始まりと言っても過言ではありません。

しかし、中国留学する皆さん(特に交換留学)は学校の受け入れる条件として、HSK6級を保持していることが最低条件であるということが往々にしてあります。

HSK6級は留学しなくても日本で勉強すれば余裕で合格ラインの6割は取れます。むしろ日本で受験した方が安いのでお得です。ちなみに中国で受験すると1万円は軽くとびます(650元)。

さて、HSK6級を攻略するにあたって、テストの形式やルールを確認しましょう。
HSK6級は大問が3つあり、①リスニング(35分)、②読解(50分)、③作文(黙読10分・作文35分)に分かれています。配点は各部分100点、計300点です。合格ラインは6割の180点で、中検と違い、各部分に合格ラインがあるわけではありません。そのため、仮にリスニングが苦手で6割取れなくても、読解と作文でカバーができるということです。また各部分には決まった時間が設けられているので、読解が早く終わったからと言って作文を解き始めたり、作文が終わったあとリスニングや読解の問題を解きなおすことはできません。

①リスニング攻略法
注意すべきことは、放送される回数が1回ということです。なるべく問題と問題の隙間時間に次の問題文を見てください。

勉強法としては、とにかく過去問を解いて慣れてください。過去問を何冊も買う必要はありません。一冊買って1回解き終わったら、もう1度解きなおして下さい。問題を解いた後は、記憶が残っているうちにすぐに答え合わせをし、間違った問題とまぐれで当たった問題を解答のリスニング文を見ながらどこが聞き取れなかったのか確認しましょう。知らない単語もここでチェックします!単語集をわざわざ買う必要もありません。

②読解攻略法
読解は4部分に分かれていて、1.文法の間違い探し、2.単語の穴埋め、3.長い文章中の穴埋め、4.長い文章の読解です。50分で50問解かなければいけないので、時間の余裕はありません。速読がポイントです。過去問を解くときは時間を計りながら慣れましょう。とにかく時間勝負です。

1の間違い探しは正直本番のテストでは解かないで飛ばしてください。時間の無駄です。ちなみに私は本番でこの問題は全てCを選択しました。間違い探しは計10問ありますが、すべて同じ答えを書けば1~3問はあてることができるでしょう。1分以内に終えてください。

2の単語穴埋めは単語の使い方を問う問題です。似たような単語が選択肢に並びますが、冷静に考えれば正解できる問題が多いです。もし知識不足ということであれば、過去問を解きながら増やしていきましょう。10分で解きましょう。

3の文章中の穴埋めは最初に選択肢に目を通しましょう。空欄の前後文の関係をしっかりと見定めていくことがポイントです。文章全体の意味が分からなくても問題ありません。2つ文章があるので、1つ当たり5~7分で解きましょう。

4の読解は最初に選択肢を見ましょう。速読がポイントなので、頭の中で音読しながら文章を読むのではなく、文字を見て理解できるように練習しましょう。文章は4つあるので、1つ当たり5~6分で解きましょう。

③作文攻略法
初めに10分間1000文字くらいのまとまった文章を黙読した後、文章は回収されます。その後35分間で白紙の作文用紙に400文字程度で内容の要約を書きます。このときペンは持てませんのでメモすることや印をつけることはできません。すべて頭の中で考えましょう。

1000文字だと10分間で2~3回くらい繰り返し文章が読めます。1回目はざっと内容を理解しましょう。2回目以降は文章中の表現をなるべく覚えてください。四字熟語を書くと点数UPになります。文章を書き始めるときは、その前に覚えた表現を書きだすといいです。文章を書くときの注意点としては、改行するときは2マス空けます。これは日本と中国で文章を書くときの違いです。文章の要約は何もまるっきり同じ文章を書く必要はありませんので、内容が同じであればOKです。

結構くどくど書いてしまいましたが、重要なのは以下の2つです。
①問題形式に慣れる
②時間配分に注意する

あとよく質問されるのはいつからHSKの勉強を始めたらいいかということです。
自信のない人は試験日1カ月前から、自信のある人は2週間前からでいいと思います。


http://www.hskj.jp/level/level06.html
上記HSK6級の試験内容が記載されているページも併せてご覧ください。


日本語での過去問解説ならコレです▼▼