中国語学習&中国留学

2015年から1年間中国政府奨学金を得て中国に留学していました。中国語の勉強方法も徐々に書いていこうと思います。これから中国へ留学する方、中国語を勉強している方への参考になれば幸いです。

カテゴリ:中国留学 > 上海留学

上海は都会なので、おしゃれをしていてもそこまで目立つことはありません。ただ、中国の道路は日本と比べると道幅が広いので、自然と歩く距離が増えます。ヒールを履いているとすぐに疲れてしまうので、歩きやすいスニーカーがおすすめです。※白いスニーカーはすぐ真っ黒になります。サンダルもいいですが、足の裏がすぐに真っ黒になります。

バッグは必ずチャックのあるものにしましょう。上海はスリが多いので、目の届きやすい小さい肩掛けバッグが便利です。また大きいバッグやリュックは、地下鉄などで必ず安全検査を通さなければいけないので面倒です。

上海の季節の移り変わりは東京とほとんど同じです。春夏秋冬の四季もはっきりしていて、梅雨、台風、雪もあります。ただ、上海の方が雨の日が多いように感じました。
中国の学校は9月から始まるので、9月の服装から紹介します。

〇9月
残暑が厳しく、日差しも強いです。長袖はほとんど必要ありません。

〇10月
まだ暑い日もありますが、 少しずつ長袖の出番が増えていきます。

〇11月
11月中旬あたりから急に寒くなります。薄手のコートが必要です。

〇12月
厚めのコートやダウンコートが必要です。暖房器具があまりなく、湿度が高いため、体感は結構寒いです。クリスマスを過ぎるとぐんと気温が下がり、零下になることもあります。

〇1・2月
厚めのコートやダウンコート、マフラー、手袋などが必要です。生足を出すことはかなり危険です。雪が降ることもあります。

〇3月
薄手のコートが必要です。

〇4月
まだ長袖が必要です。季節のかわり目なので、脱ぎ着しやすい服装がいいです。

〇5月
夏のように暑い日もあれば、冬にもどったような寒い日もあります。臨機応変に服装を変えましょう。

〇6月
基本的に半袖で問題ありません。2週間~1カ月は梅雨が続き、薄手の長袖が必要なこともあります。洗濯物が全く乾きません。

〇7・8月
基本的に半袖です。40度近い日もあるため、出歩くときは日傘があるといいです。



 

2015年9月から2016年6月まで、上海師範大学にて中国語を勉強していました。
中国の大学は、日本の大学と同様、前期と後期に分けられます。
留学生の学習期間は中国人学生よりも短く、長期休みが長くなっています。

前期;9月~1月
後期:3月~6月

語言生のクラスは初級~高級まであり、それぞれの級でさらに2~4クラスずつあります。
クラス分けは、1人ずつ先生と面談を行って振り分けられます。

●前期の時間割
所属:高等二班
クラスの内訳:韓国5、日本1、タイ1、アルゼンチン1

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先生との面談で、語言生の中で最もレベルの高い高等二班に振り分けられました。自分でもびっくりでした。今回の留学は初めてだし、中国語学科でもないし、2年くらいはほぼ独学でだらだらと勉強していただけだったので正直ついていけるのかどうか不安でした。面談で先生に見せられた教科書に出てくる単語は知らないものばかり…教科書を見た後、私は先生に「難しそうですけど、大丈夫ですか」と聞きましたが、先生は「口語は全然問題ないし、日本人は文章書くの得意でしょ?だから大丈夫よ~」と、あっさり交わされてしまいました。

不安は案の定、的中してしまいました‼

クラスは私を含め、計8人、私以外の全員が中国留学経験のある人たちでした…。先生の中国語もかなり集中して聞かないと理解できず、大大大ピンチ‼

1か月経つまでは、毎日心の中で泣いていました。ひとつレベルを落とそうかとも思いましたが、せっかく一番上のクラスに入れてもらえたのだし、頑張ればついていけるかもしれない、この1年は中国語を頑張ると決めたじゃないかと自分に言い聞かせ、このクラスに留まることにしました。

振り返ってみると、クラスを変えなくてよかったと思います。みんなに追いついていこうと焦る気持ちが勉強のモチベーションとなり、最終的には、クラストップの成績でこの学期を終えることができました。


●後期の時間割
所属:対外漢語学院本科3年一班
クラスの内訳:韓国11、インドネシア2、日本1、カザフスタン1、トルクメニスタン1、イタリア1、フランス1

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後期は、語言生のクラスで前期のクラスより上のクラスがなく、ビジネス中国語高級クラスを勧められましたが、ビジネス中国語に興味がなかったので、対外漢語学院の本科生のクラスに入れてほしいと先生に頼みました。

断られるのではないかと思っていましたが、そこは臨機応変な中国なのでしょうか、結局、対外漢語学院の本科3年生のクラスで勉強できることになりました。学費は本科の方が高いし、先生もベテランの方しかいないので、ラッキーでした。本科生とはいえ、クラスは全員留学生です。語言生のクラスとは違い、中国語の授業のほかに、中国文学、文法、語彙といった専門の授業が加わります。授業数が増え、 朝から夕方まで授業が続く日もありましたが、専門の授業も楽しかったです。ただ、中国語の授業は前期のクラスの方が難しかった気がします。

 

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上海師範大学(徐汇区)の留学生寮は3つあります。
上海師範大学への入学が決まったら、どの寮に住むかを確認しましょう。


①上海国际交流中心
 東部にあるこの寮には主に各種奨学金生が住んでいます。
私はここに住んでいたので、少し詳しく書きます。基本的に奨学金生は博士課程以外は2人一部屋なので、ほぼルームメイトがいると思っていいでしょう。部屋にはベッドが2つあり、その真ん中に机があるので、机が間仕切りのようになっています。工夫をすればプライベートな空間をつくることができます。

郵便物はここのフロントに届くので、ここの住所と部屋番号を書けばOK。部屋番号を伝えると、フロントの人が郵便物を渡してくれます。
 
キッチン&洗濯機は2階のベランダ横にあります。キッチンには電子レンジとIHコンロしかありませんので、鍋やフライパンはIH対応のものを購入するといいでしょう。ちなみにここの洗濯機はよく壊れます。

2階の床は絨毯なので、自分たちで掃除がしにくいです。3階から上はフローリングなので、箒などを使って自分たちで掃除ができ、部屋を清潔に保てます。ただし3階から上は窓に網戸がなく、ゴキブリや蚊が出やすいです。

②外宾楼
西部にあり、主に交換留学生や自費留学生が住んでいます。
交換留学生も基本的に2人部屋です。2つのベッドの間には机などがなく、結構近いです。机は窓際などにあります。郵便物は学校の裏門付近にある学校の郵便物が一括して送られてくる建物に届きます。

③学思园
西部にあり、主に自費留学生且つ1人部屋を希望する人が多く住んでいます。
郵便物は②と同様です。

 

中国留学で大学に通う場合、たいていは大学の敷地内にある寮で生活することになります。 外国人留学生と中国人留学生の寮は別々になっていて、たいてい外国人留学生の寮はホテルであることが多いです。

〇寮の設備について
今私が住んでいる寮もホテルです。2~4階までが外国人学生の部屋で、それ以上は一般客の宿泊部屋になっています。私の部屋は2人部屋です(中国人学生は通常4人部屋ですが、留学生は1、2人部屋の場合が多いです)。部屋に完備されているものは、ベッド、勉強机、クローゼット、テレビ、固定電話、ユニットバス、電気ポット、電気スタンド、エアコン、貴重品ボックス、有料Wi-Fiでした。

私の寮のいいところは毎日掃除のおばさん(阿姨)が部屋に入りゴミを回収してくれることと、一週間に一度枕とベッドカバーを交換してくれることです。あと一ヵ月に数回便器と洗面器を掃除してくれます。

共同キッチンと洗濯機は部屋の外にあります。キッチンはIHヒーターと電子レンジがあり、簡単なものなら調理可能です。洗濯機は有料で1回5元です。洗濯機は頻繁に壊れるので、たまに脱水されないことがあり、びしょびしょの洗濯物を自分で絞らないといけないときもありました(泣)洗った洗濯物は外に広いベランダがあり、そこで干すことができます。が、下着を干していると盗まれることがあるらしいので、下着は部屋干ししたほうがいいです。

特に困っていることはないですが、ゴキブリが頻繁にうろつくので、これから留学する方はコンバットを持参することをお勧めします。

〇ルームメイトについて
ルームメイトは基本的に自分で選ぶことはできませんでした。交換留学生だと、同じ学校から来た人と同室になることも多いですが、通常は異なる国の留学生と同じ部屋になります。傾向としては、アジア人はアジア人と、ヨーロッパ人はヨーロッパ人とペアにされることが多いみたいです。私のルームメイトもアジア人です。

同じ部屋に今まで全く知らない外国人と共同生活を送るのはストレスが多いかもしれません。私は前のルームメイトと生活習慣が合わず、ケンカになったことがありました。結局共同生活は続けることができなかったので、ルームメイトを変えることになりました。現在のルームメイトもアジア系ですが、今のところうまくいっています。外国人と言っても個人個人性格が違うので○○の国の人は合わないと一概には言えないので、合う人もいればそうでない人もいます。トラブルを防ぐ一番いい方法は、初めのうちにルールを決めておくことだと思います。でも、他人と共同生活をして初めて自分がこうされたら嫌だなと思うことが出てきたりするんですけどね(笑)まあ、これも経験です。







私が上海のスーパーへ行って一番驚いたのは、常温の牛乳と飲むヨーグルトが売っていることでした。日本では常温の牛乳と飲むヨーグルトは見たことがなかったし、乳製品は絶対冷蔵するものだと思っていたので、かなりびっくりでした。

上海にはドリンクスタンドがたくさんあり、タピオカミルクティは一杯8~10元くらいで購入できます。ある日店内でミルクティが作られるところをボーっと見ていると、牛乳はやはり常温を使っていました!!大丈夫なのかなと思い調べてみると、密封包装されているので常温保存に問題はないみたいです。よかった、安心です!!

もちろん冷蔵保存のものも売っています。でも常温の牛乳と比べても、日本の価格と比べても、冷蔵のものは若干高い…。「鮮牛奶」という980mlの冷蔵牛乳が230円くらいだったり…。日本では週2、3回は牛乳を飲んでいたのですが、上海では1ヵ月に一本買うか買わないかになりなりました。

小さいころから牛乳は冷たいものを飲んでいたので、やはり常温の牛乳には抵抗があります。未だに自ら進んで買う気になれません(笑)

中国社会はコネ社会、人間関係重視、一度会ったら友達というイメージですが、本当にそうだなあと実感した事件がありました。

私と仲良くしている韓国人留学生が学内で知り合ったという上海女子3名を連れて来て、一緒に食事をしました。3名中2名はお化粧していました。近頃の上海女子は美容にもかなり関心があり、お化粧をし始めているようです。

初対面なので、初対面らしい会話をし、連絡先を交換し、普通にバイバイしました。まあ、ここまでは何の問題もないですね。

1ヶ月後、冬休みになり私は一時帰国していました。ある日今まで1度も連絡してこなかった上海女子1名が急に連絡してきたのです!!私は何事!?と思ってメッセージを見ていくと…「お願いがあるんだけど、今日本に居るんだよね?私の代わりに美顔器買ってくれない?お金は後で渡すから」と言われました。指定された商品を検索すると、何と5万円弱のもので、いくら何でもこんな高額なものを1度しか会ったことのない人のために建て替えられない!!と思いました。しかも口座に5万円もないのでこの点でも無理な要求だったのですが。

結局、建前上「探したけど、見つからなかったよ、ごめんね」と言いました。

1度しか会ったことのない私にこんな事を頼むなんて不安じゃないのかとか色々考えましたが、ダメ元でもいいから使えるツテを使い尽くすのが中国人のやり方なのかと考えさせられる一件でした。

この一件は留学しなければ体験することのない事だなぁとしみじみ思います。日本では到底出会わないであろうという人にもバンバンぶつかるので、これこそ留学の醍醐味ですね。凝り固まった考え方にパンチを与えてまた柔らかくしてくれるような感覚は打撃もありますが結構楽しいですよ。

上海名物と言えば何と言っても小籠包!!上海に来たら絶対に食べるべきです。

今回は私が食べておいしいと思った小籠包と湯包を紹介します。

〇南翔小籠包
有名な観光スポット豫園の中にある南翔饅頭店で食べられます。1階のテイクアウトはいつも行列ができていて大人気です。2階はテーブルがあるので少しゆったりと食べられます。一つのせいろに8個小籠包が入って25元です。さすが老舗だけあって味は確かです。

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〇佳家湯包
湯包の有名店です。上海市内に何店舗かありますが、人民広場付近のお店が一番美味しいと思います。お店はわりと古くて清潔感はそこまでありませんが、ご飯時には行列ができていることもあります。 メニューは本当に少なくて湯包一本勝負でやっている感じです。特に蟹粉湯包がおススメです。薄皮の中にたっぷりの肉汁が入っていて本当に美味しいです。

〇老昌盛
ここも有名店です。チェーン店がたくさんあって庶民のお腹を満たしてくれます。小籠包だけでなくワンタンやラーメンもあってメニューは結構豊富です。味もなかなかおいしいです。お昼時は席がないこともしばしば。でも回転率がいいのですぐに席が空くでしょう。


全体的に言えることは、上海人は甘い味付けが好きなので、小籠包も少し甘めです。学食にも小籠包があるのですが、そこのはかなり甘いです。上海に来てから私の味覚も甘い味付けが好みになってきたような…(笑)


これから上海へ留学する方が一番心配しているのが恐らく大気汚染かと思います。北京など中国北方地域では1メートル先も見えないなんて日もあるそうです。日本でも頻繁にニュースが流れていますよね。でも上海の空気は一体どうなっているのか。きれいなのか、きたないのか。こういったニュースは日本であまり報道されていないだろうと思います。

はい、ずばり言いますと、上海の空気は汚染されています。

これは上海に初めて行ったときから感じていました。風邪でもないのに、何故かのどの調子が悪いのです。鼻水もたまに黒ずんでいます。日本では経験もしなかった異常事態です。これは大気汚染の何物でもないでしょう。

ある日北京で史上最悪の大気汚染と報道された時がありました。実は上海の空気も相当ひどいものでした。その日、学校のグラウンド横を通ったとき、グラウンド上空がかすんで見えました。上海は湿気が多いので、霧が出たのだろうかと思っていました。しかし部屋に戻ってテレビをつけると、今日の大気汚染は史上最悪というニュースが流れていて初めてあの霧のようなかすみはPM2.5だとわかったのです。

ちなみに、私や日本人学生、韓国人学生は割と汚染度が高い日はマスクを着用していることが多いのですが、中国人でマスクをかける人はほとんどいません。たまにマスクをしている人を見かけますが、それは防寒のためにしているという人が大半だそうです。私の中国語の先生もマスクをしません。彼女は「慣れかな。空気が汚いなんて、全然わからないよ」と言っていました。

ですが、将来のことを考えると、こんな空気を毎日吸い続けたらきっと肺がんになる確率が高くなると思うので、マスクはしたほうがいいでしょう。観光スポットに来ている外国人観光客は防塵マスクをしている人が結構多いです。とてもかっこ悪いマスクではありますが、健康が第一ですね。


学校からの通知書に9月1日~10日までの間に来るようにと記載されていたので、9月1日に羽田空港を出発し、約3時間で上海虹橋空港へ降り立った。ちなみに中国東方航空を利用し、片道¥37,000ほどかかった。大荷物を抱え、タクシーに乗りXX大学へ。大学の正門まで30分ほど、54元だった(1元=約20円)。中国語が少しでも話せるのならタクシーで行くことをおすすめする。各旅行会社の送迎プランもあり、何から何までやってくれて安心ではあるが1万円以上はかかるので費用を抑えるならタクシーで行ったほうがいい。


大学の正門に着いたものの、学校と事前に連絡を取っていなかったので、どこに行くかさっぱりわからなかった。携帯の電波もないので地図も見れない。とりあえず警備のおっちゃんに留学生センターはどこかと尋ねると、耳が遠いのかかなりどきつい感じで「あぁ!?」と聞き返され、ビビッてしまった(笑)あーこれが中国だなあと思った。そして北京に留学していた友人が北方は言い方がみんなどぎついといっていたのを思い出した。でもここは上海…おそらくおじさん世代はぶっきらぼうなのだろう。そう思いたい。


留学生センターに着いた。しかし誰もいない。受付に灯りもついていない。荷物を置いて2階に上がった。学生が2人勉強している。ひとりの学生に留学の手続きはどこでやるのかと尋ねた。彼はよくわからない様子でもうひとりの学生を呼んでもらった。もうひとりの学生は「もう今日の仕事は終わったよ、4時半に終わるんだ、来るのが遅かったね」と言った。一瞬今晩泊まる場所がないのかと凍り付いた。「じゃあ、私は今日どこに泊まればいいの?どうすればいい?」ときくと、彼は「この建物の向こうに外国人が泊まるホテルがあるからそこに行ってみて」と言って地図を書いてくれた。中国の大学は広いので、大荷物を抱えての移動は体力的にきつい。しかも9月はまだとても暑い。


額に汗しながらホテルに着いた。フロントには男女1名ずつスタッフがいる。「留学生なんですが、どこに泊まればいいんですか?」と尋ね、入学通知書を見せると、女性スタッフがどこかに電話をかけてくれやっと泊まる場所が判明した。やっと一安心できると思ったが、それもつかの間。男性スタッフが「君の宿舎はここから少し遠いんだ。歩くのは大変かもしれない」と言う。その後男性スタッフは女性スタッフに「僕が送っていったほうがいいかな、こんなに大きな荷物だし」と言ったが、女性スタッフは「勝手にしなよ、1つのキャリーケースに1つのバッグでしょ。歩けるよ」と言った。中国女性強し!!そして中国男性は女性に優しい。結局私は歩いて宿舎に行くことになり、男性スタッフが地図をかいてくれた。

炎天下の中、広い道路を渡り宿舎を目指した。10分ほど歩くとやっと宿舎にたどりつき、ようやく宿無しの危機から脱することができた。




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